プロセスをひらいて、
世界をひらく。
サイエンスを、
デザインに。
L5 WORKS は、2025年6月に設立された、3Dプリント技術を中心としたプロダクトブランドです。サイエンスとデザインの融合を目指し、世界が科学によって美しく説明されることへの好奇心を、生活に持ち込めるかたちに翻訳しています。
製品をつくるだけではなく、その設計の意図・回路図・失敗の記録までを公開します。私たちはこの実践を「L5WORKing」と呼んでいます。
FABRICATION
プロセスをひらいて、
世界をひらく。
ものをつくるとは、主体的に世界と関わることだ。その主体性は、完成した結果にではなく、プロセスそのものに宿る。L5 WORKS は、ものづくりのプロセスを開き、共有することで、環世界の拡張が連鎖する土壌を耕す。この実践を、私たちは L5WORKing と呼ぶ。
技術 × 思想 × 関係。
三つをひらけば、
世界がひらく。
つくり方とプロセスを開示し、誰もが再現・改変できる状態にする。STL、回路図、BOM、ソースコード — 「方法」を閉じ込めない。
なぜそう設計したかという文脈と背景を語り、問いを共有する。「つくり方」だけでなく「つくることの意味」をことばにする。
技術と思想がひらかれることで、ものづくりは人と人をつなぐ回路になる。関わった人の世界の見え方そのものを変えていく。
なぜ私たちは、
受動的になったのか。
資本主義の効率要請のもとで、私たちは多くのプロセスを外部化してきた。Google検索、AI、Amazon、完全食。入力と出力だけが残り、あいだにあったはずのプロセスは ブラックボックス として不可視になっていく。
マクルーハンの言うように、技術は人間の感覚の拡張であり、同時に切断でもある。拡張に伴って、代替されたプロセスへの知覚は麻痺していく。原因と結果の距離が縮まるほど、私たちは結果を受動的に受け取るだけの存在に近づく。
その対極にあるのが「つくる」という行為だ。料理する、編む、組み立てる、設計する。外部化されていたプロセスを、自分の手に引き受け直すこと。それは、閉じた環世界(Umwelt)をもう一度ひらく回路でもある。
3Dプリンターをはじめとするデジタルファブリケーションは、人間のスケールで扱える、最も民主化が進んだものづくりの技術だ。L5 WORKS は、この技術を 「方法」だけでなく「思想」とともに 共有することで、つくる人のコミュニティを広げていく。
私たちがやること。
3Dプリンターと電子回路で、家庭の道具を少しずつ作り直す。完成品 / キット / 設計図の三形態で届ける。
STL、回路図、BOM、ソースコード。すべてを公開し、再現と改変を歓迎する。「方法」を閉じない。
設計の意図、試作の記録、失敗の理由、選ばなかった選択肢。プロセスそのものを編集して公開する。
つくる人どうしが、技術だけでなく思想を交換できる場所を育てる。L5WORKing の連鎖をつくる。
L5 WORKSとは。
「L5」は、天体間の重力と遠心力がつり合う点 — ラグランジュ点 L5 から名付けました。既存の重力(資本主義的な効率の重力)からすこし離れた場所で、もうひとつのものづくりのあり方を立ち上げたい。そんな意味を込めています。
サイエンスとデザインの融合を目指す私たちにとって、L5 は思想の座標であり、出発点でもあります。
WORKS = 作品 / 工場 / 動く
→ 引力の外で、動き続けるもの